2024/04/27 06:03
バーベルの種類と重さ、各部の名称・機能について解説します。
バーベルの2種類
バーベルには使用するプレートの径によって2種類あり、それは以下のものです。
オリンピックシャフト:直径50mm・パワーリフティングやウエイトリフティングの競技で使用される。
ノーマルシャフト:直径28mmで安価に製造できるため主に家庭用として使用される。
バーベルの各部構造
プレート
重りのことで、1.25kg刻みで1.25kg・2.50kg・5.0kg・10.0kg・15.0kg・20.0kg・25.0kgのものがあります。
また、カバーなしのアイアンプレートとラバーでカバーされたラバープレートがあります。
シャフト
バーベルのバーのことで、オリンピックシャフトだと長さ220cm、ノーマルシャフトだと200cmが基準です。その重さは以下の通りです。
オリンピックシャフト220cm:20kg
ノーマルシャフト200cm:10kg
スリーブ
プレートを取り付ける部分で、オリンピックシャフトだと直径50mm、ノーマルシャフトだと直径20mmです。オリンピックシャフトのなかでも高級なもの(競技用)にはベアリングが内蔵されており、プレートのひっかかり感なく挙上動作ができます。
ローレット
シャフトのグリップ部分に刻まれたギザギザ加工のことで、滑り止めの役割をします。
81cmライン
パワーリフティング競技のベンチプレス種目で規定されているラインで、試技ではこのラインにかぶさるようにシャフトを握ることがルールで決められています。
バーベル筋トレBIG3
バーベル筋トレBIG3とは、ベンチプレス・デッドリフト・スクワットのことで、この3種目を行えばほぼ全身の筋肉を鍛えることが可能です。また、この3種目はパワーリフティング競技の3種目でもあります。
なお、トップ競技者執筆による各BIG3種目の解説記事は、下記の各リンク先をご参照ください。
ベンチプレス
デッドリフト
スクワット