2024/03/18 15:11
バーベルスティッフレッグドデッドリフトの種類とやり方(フォームとポイント)を解説するとともに、男性・女性・目的別に適切な負荷回数および実施により得られるメリットについてご紹介します。
バーベルスティッフレッグドデッドリフトが有効な筋肉の部位と作用
バーベルスティッフレッグドデッドリフトは主に、ハムストリングス・臀筋群に負荷がかかります。
バーベルスティッフレッグドデッドリフトのやり方(フォームとポイント)
バーベルスティッフレッグドデッドリフトのやり方の手順
①足幅を狭くし、足の外側でバーベルをグリップして構える
②膝を伸ばしたまま、ハムストリングスをしっかりとストレッチさせて上半身を前に倒す
③反動を使わず折り返し、元の体勢に戻る
フォームのポイント
本種目は、 高負荷で行うのには適さない種目で、いかにハムストリングスを伸展させるかが大切です。
バーベルスティッフレッグドデッドリフトによって得られるメリット
バーベルスティッフレッグドデッドリフトを実施することにより得られるメリットには、男性女性・トレーニング目的別に以下のようなものがあります。
男性(バルクアップ)にとってのメリット
バルクアップに適した負荷回数設定で行うことで、太ももからヒップにかけてが逞しくなります。
男女(ボディメイク)にとってのメリット
ボディメイクに適した負荷回数設定で行うことで、ハリのあるヒップになります。
女性(ダイエット)にとってのメリット
ダイエットに適した負荷回数設定で行うことで、太もも後ろ側からヒップにかけてのラインがすっきりとします。
バーベルスティッフレッグドデッドリフトの適切な負荷回数設定
筋肉(骨格筋)を構成する筋繊維には以下のタイプがあり、トレーニング目的別(バルクアップ・ボディメイク・ダイエット)に適切な負荷回数設定でセットを行います。
①筋繊維タイプ1(持久筋):鍛えてもほとんど筋肥大しない|20回以上の反復で鍛える|ダイエットトレーニングの対象
②筋繊維タイプ2a(弱い瞬発筋):鍛えるとやや筋肥大する|15回程度の反復で鍛える|ボディメイクトレーニングの対象
③筋繊維タイプ2b(強い瞬発筋):鍛えると強く筋肥大する|10回程度の反復で鍛える|バルクアップトレーニングの対象
なお、前腕・腹筋・ふくらはぎなどは、筋繊維タイプ1の比率が高いので、20回の反復で鍛えるのが一般的です。
主な筋肉の名称・作用と部位別筋トレ種目
主な筋肉の名称と作用、それぞれの部位別の筋トレ種目(自重・チューブ・ダンベル・マシン・バーベル)については下記のページをご参照ください。
腕の筋肉の名称・作用と部位別筋トレ種目
腕とその周辺の筋肉の名称と作用、それぞれの構造・起始停止については下記のページをご参照ください。
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