2024/03/18 14:57
バーベルスクワットの種類とやり方(フォームとポイント)を解説するとともに、男性・女性・目的別に適切な負荷回数および実施により得られるメリットについてご紹介します。
バーベルスクワットが有効な筋肉の部位と作用
バーベルスクワットは主に、大腿四頭筋・ハムストリングス・臀筋群に負荷がかかります。
バーベルスクワットのやり方(フォームとポイント)
バーベルスクワットのやり方の手順
①足を肩幅程度に開き、バーベルを首の後ろで担ぎ、背すじを伸ばして構える
②膝がつま先より前に出ないように注意し、やや斜め後ろに腰を下ろす
③太ももが床と平行になるまでしゃがんだら、反動を使わずに立ち上がる
フォームのポイント
本種目は、 膝関節保護のために、膝をつま先より前に出ないように注意することが大切です。
また、背中が丸まらないようにすることも大事で、これを防ぐためには斜め上に目線を置いて、背すじを伸ばすことがポイントです。
バーベルスクワットの種類やバリエーション
バーベルワイドスクワット
バーベルフロントランジ
バーベルサイドランジ
バーベルブルガリアンスクワット
バーベルフロントスクワット
バーベルを胸の前で保持して行うバリエーションで、大腿四頭筋に集中的な負荷が加わります。
バーベルスクワットによって得られるメリット

バーベルスクワットを実施することにより得られるメリットには、男性女性・トレーニング目的別に以下のようなものがあります。
男性(バルクアップ)にとってのメリット
バルクアップに適した負荷回数設定で行うことで、太く逞しい下半身になります。男女(ボディメイク)にとってのメリット
ボディメイクに適した負荷回数設定で行うことで、ハリのある下半身になります。女性(ダイエット)にとってのメリット
ダイエットに適した負荷回数設定で行うことで、下半身をすっきりさせることができます。バーベルスクワットの適切な負荷回数設定

筋肉(骨格筋)を構成する筋繊維には以下のタイプがあり、トレーニング目的別(バルクアップ・ボディメイク・ダイエット)に適切な負荷回数設定でセットを行います。
①筋繊維タイプ1(持久筋):鍛えてもほとんど筋肥大しない|20回以上の反復で鍛える|ダイエットトレーニングの対象
②筋繊維タイプ2a(弱い瞬発筋):鍛えるとやや筋肥大する|15回程度の反復で鍛える|ボディメイクトレーニングの対象
③筋繊維タイプ2b(強い瞬発筋):鍛えると強く筋肥大する|10回程度の反復で鍛える|バルクアップトレーニングの対象
なお、前腕・腹筋・ふくらはぎなどは、筋繊維タイプ1の比率が高いので、20回の反復で鍛えるのが一般的です。
スクワットの様々な知識(全日本王者監修)
主な筋肉の名称・作用と部位別筋トレ種目
主な筋肉の名称と作用、それぞれの部位別の筋トレ種目(自重・チューブ・ダンベル・マシン・バーベル)については下記のページをご参照ください。
腕の筋肉の名称・作用と部位別筋トレ種目
腕とその周辺の筋肉の名称と作用、それぞれの構造・起始停止については下記のページをご参照ください。
トレーニング用品なら
マズレンコ製作所日本正規輸入代理店|MazurenkoJAPAN
トレーニングギア解説記事
ウエイトトレーニングのマストアイテム
当ショップで取り扱いしているトレーニングギアにはIPF公認品のほか、海外OEM工場で生産された高品質かつリーズナブル(直接輸入のため)な製品が数多くあります。トレーニング効率を上げ、的確に効果を得るためには競技者目線で厳選・製作されたギア類が必須です。