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2024/06/18 18:38


細マッチョの理想体型とはどのうようなものでしょうか?

単に痩せすぎて腹筋が出ているだけなのに「自称細マッチョ」、筋肉がつきすぎて完全にムキムキなのに「自称細マッチョ」を名乗ってないですか?

フィジーク競技は、公式の採点基準を定め、理想の細マッチョ体型を競う競技です。ですので、本競技の基準に従えば、女性に人気の「本当の細マッチョ体型」を目指せますよ。

理想の細マッチョ体型について、元五輪強化指定選手で現フィジーク選手が解説します。

この記事の執筆・監修者

HAYATE選手

五輪種目テコンドー元強化指定選手(全日本選手権準優勝2回)

 

2023年フィジーク競技転向デビュー戦優勝

 

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理想の細マッチョ体型基準①体脂肪率とBMI値

 

細マッチョの代表格とも言えるフィジーク選手の体脂肪率とBMI値はおおよそ以下のようになりますので、その数値に近い体型が細マッチョの基準・定義と言えます。

 

体脂肪率:腹筋が割れる10~15%前後

体脂肪率とは、体重における脂肪の割合のことで、以下のように算出できます。

 

除脂肪体重(kg)=体重(kg)ー筋肉重量(kg)ー骨格重量(kg)ー体液(kg)

 

体脂肪率(%)=除脂肪体重(kg)÷体重(kg)×100

 

BMI値:中央値の22前後

BMI指数とは「Body Mass Index」の頭文字をとった略号で、身長と体重の関係性を数値化した肥満指数のことを言います。BMI指数の算出計算式は次の通りです。

 

BMI=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]

 

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理想の細マッチョ体型基準②各筋肉部位の発達

 


冒頭の写真でもご紹介していますが、細マッチョ体型には一定の基準があります。細マッチョ体型とは具体的には「筋肉がつきすぎているように見えない逆三角形の身体」ですので、いわゆるゴリマッチョ体型に見えてしまう筋肉部位の過度の発達は避けないといけません。


発達しすぎるとゴリマッチョに見える筋肉部位

大胸筋・上腕三頭筋・僧帽筋そして下半身の筋肉が、いわゆるゴリマッチョ筋ですので、これらが過度に発達していると「分厚い上半身」「太い腕」「ムキムキの下半身」と女性が嫌がる要素が全てコンプリートされてしまいます。もちろん、理想の細マッチョ体型を目指す競技であるフィジーク競技でも、これらの筋肉の過度の発達はマイナス採点になります。


発達していたほうが良い筋肉部位

広背筋・上腕二頭筋・腹筋は逆にできるだけ発達していたほうが、理想の細マッチョ体型に近づきます。「広い肩幅」「逆三角形の背中」「浮き出た腹筋」は何と言っても細マッチョの代名詞です。当然、これらの発達はフィジーク競技においてもプラス採点になります。


細マッチョになるための決め手は筋トレと食事



細マッチョになるための決め手は、「正しい筋トレ」と「正しい食事」です。これらなしに、自己流ではなかなか理想的な細マッチョ体型にはなれません。下記の二つの記事は、筆者自身のフィジーク競技への取り組みを通じて実践してきた「筋トレ」と「食事」の解説記事です。どうぞ、ご参照ください。