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2024/04/02 18:18

筋トレを実施する順序を筋肉部位別と筋トレ種目別に解説します。筋力トレーニングを実施する順番は非常に重要で、これを間違えると特定の筋肉だけが先に疲れてしまい、他の筋肉を十分にオールアウトすることができなくなるので、よく考えてプログラムを組む必要があります。


筋トレの順番を決める二つの要素

筋力トレーニングを実施する順序は、筋肉の体積と関節運動の種類の2つの要素を考慮して決定しなくてはいけません。


その2つの要素とは、①筋肉の体積・②関節運動の種類で、これらを組み合わせてトレーニングプログラムを作成していきます。


①筋肉の体積

筋力トレーニングの対象となる筋肉は、主に以下のようにグループ分けされ、多くの場合部位分割トレーニングによってグループごとに分けてトレーニングしていきます。そのグループごとの筋肉の総体積とそれぞれのグループ内での筋肉の体積の順番は以下の通りになります。


全身を1日でトレーニングする場合は総体積の多い筋肉グループからトレーニングし、グループごとに部位分割トレーニングする場合はそれぞれのグループ内で体積の大きな筋肉から鍛えていきます。


①下半身の筋肉

①大腿四頭筋

②ハムストリングス

③臀筋群

④内転筋群

⑤下腿三頭筋


②上半身の引く作用の筋肉

①広背筋

②僧帽筋

③上腕二頭筋


③上半身の押す作用のの筋肉

①大胸筋

②三角筋

③上腕三頭筋


④体幹の筋肉

①脊柱起立筋

②腹筋群

③腸腰筋群


②関節運動の種類

筋力トレーニングをはじめとする運動動作には、複合関節運動と単関節運動の2種類があります。その定義は以下の通りです。


複合関節運動:複数の関節と筋肉を同時に使う動作

単関節運動:単一の関節と筋肉のみを使う動作


そして、複合関節運動のトレーニング種目をコンパウンド種目と呼び、単関節運動のトレーニング種目をアイソレーション種目と呼びます。それぞれの運動特性は次のようになります。


コンパウンド種目:複数の筋肉を使うため高重量でウエイトと扱うことができ、高負荷を筋肉に加えることが可能


アイソレーション種目:単一の筋肉の実を使うため高重量は扱えないが、集中的な負荷を筋肉に加えることが可能


関節運動別の実施の順番は以下のようになります。


①高重量コンパウンド種目で筋肉全体を追い込む

②低重量アイソレーション種目で筋肉をそれぞれ個別に仕上げる


コンパウンド種目の一覧はこちら

アイソレーション種目の一覧はこちら


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