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2024/05/15 12:34

 

マシンレッグプレスのバルクアップ向きの実施方法(フォームの留意点や他種目との関係性)、筋肥大するために重要な要素などを解説します。

 

本種目のバルクアップ向けの実施ポイント

マシンレッグプレスを実際に行う時に気をつけるべき動作ポイントは、「膝よりもつま先が相対的に前に出ないようにシートの位置を調整して行うこと」で、これにより膝にかかる負担を避けることができます。また、折り返し位置で反動を使わないようにすることも大切です。

 

本種目と他種目との関係

マシンレッグプレスは下半身全ての筋肉を動員するコンパウンド種目ですので、他のあらゆる下半身トレーニングよりも先に実施してください。

 

また、本種目は下半身後ろ側にはあまり強い負荷がかからないので、下記のようなアイソレーション種目を実施すると効果的です。

 

マシンレッグカールを実際に行う時に気をつけるべき動作ポイントは、「フィニッシュ位置でつま先を伸ばす動作を加えて筋肉を完全に収縮させること」で、これによりハムストリングが強く収縮してトレーニング効果が高まります。また、戻す動作の時もしっかりと動きをコントロールして効かせることも大切です。

 

なお、次のような大腿四頭筋や内転筋群のアイソレーション種目も仕上げに効果的です。

 

マシンレッグエクステンションを実際に行う時に気をつけるべき動作ポイントは、「フィニッシュ位置でつま先を手前に向ける動作を加えて筋肉を完全に収縮させること」で、これにより大腿四頭筋が強く収取しトレーニング効率が良くなります。また、負荷を逃がさないために、上半身を後ろに倒さないことも大切です。

 

マシンアダクションを実際に行う時に気をつけるべき動作ポイントは、「軽めの負荷でゆっくりと確実に聞かせる動作を行うこと」で、これは内転筋群がインナーマッスルに近い特性を持っていることが理由です。戻す動作の時もしっかりとコントロールして効かせるようにするとよいでしょう。

 

バルクアップでターゲットにする筋繊維

筋トレの対象となる骨格筋には主に3種類の筋繊維があり、それぞれ役割とレジスタンストレーニングに対する反応が異なります。それは、以下の通りです。

 

筋繊維タイプ2b

短時間に非常に強い収縮をする「筋繊維タイプ2b」は、筋肥大しやすい特性を持っており、バルクアップ筋トレのメインターゲットとなる筋繊維です。この筋繊維は8~10回前後の反復動作で限界がくる負荷設定で反応しますので、筋肥大トレーニングはこのような高負荷設定で実施します。

 

筋繊維タイプ2a

30秒~1分ほどの時間に比較的強い収縮をする「筋繊維タイプ2a」は適度に筋肥大する特性を持っており、少しでも筋量を増やしたいバルクアップ筋トレではこの筋繊維もサブターゲットになります。この筋繊維は12~15回前後の反復動作で限界がくる負荷設定で反応するため、アップや追い込みセットの中負荷トレーニングで鍛えていきます。

 

筋繊維タイプ1

長時間持久的な収縮をする「筋繊維タイプ1」は、ほぼ筋肥大せずに緊密度が向上する特性を持っており、バルクアップ筋トレでは対象外の筋繊維です。なお、この筋繊維は20回以上の反復動作で限界がくる低負荷設定で筋力トレーニングを行った時に反応します。

 

スロー&ストリクト

高重量を追い求めると、つい陥ってしまうのが「反動を使って見かけは高重量で行う筋トレ」ですが、このようなトレーニングだと肝心の筋肉にはそれほど強い負荷が入りません。また、トレーニング動作の押し返しポイントでも反動を使ってはいけません。

 

焦る気持ちを抑え、スロー&ストリクトな動作での限界重量トレーニングを実施してください。

 

バルクアップにおすすめの筋トレグッズ

手首をサポートするリストラップ

IPF世界パワーリフティング協会公認品も正規に取り扱う当ショップが、一般トレーニング向けにオリジナル開発したリストラップで、滑り止めのシリコンラバーが埋め込まれているのが特徴です。

 

握力を補助するパワーグリップ

高品質な本牛革製のパワーグリップはラバー製に比べて高耐久でかさ張らないという優れたメリットを持っています。当ショップ人気の本牛革パワーベルトを生産している工場製なので、非常にしっかりとした仕上がりです。

 

最大腹圧を発揮するトレーニングベルト


当ショップが20年近い製造実績のある生産工場と提携して製造している13mmパワーベルトに、国際特許を取得したオリジナルのアジャスタブルレバーアクションバックルを装備したベルトで、高重量トレーニングに必須の最大腹圧を確保できます。

 

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