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2024/05/11 06:23

女性のために上腕ニ頭筋(二の腕前側)の筋トレメニュー、具体的なトレーニング種目の実施方法=鍛え方を自重トレーニング・チューブトレーニング・ダンベルトレーニング・マシントレーニング・バーベルトレーニングそれぞれから厳選して解説します。

 

上腕二頭筋の構造と作用

上腕二頭筋の作用

肘を曲げる
前腕を回外させる
 

上腕二頭筋の部位わけと働き

上腕二頭筋長頭:肘を曲げる
上腕二頭筋短頭:肘を曲げる・前腕を回外させる

 

女性が上腕二頭筋を筋トレするメリット

女性らしいしなやかな二の腕になる

二の腕前側の筋肉・上腕二頭筋を鍛えることで、腕周りがキレとハリのある、しなやかで女性らしいイメージになります。また、上腕二頭筋は前腕筋群との連動性も高いので、前腕の引き締めにも効果的です。

 

▼参照記事

 

女性にとっての筋トレの効果とメリット|筋肉部位別に具体的に解説

 

筋肉のグループ分け

全身の筋肉は、その作用によって次のようなグループに分けるのが一般的です。

 

上半身の押す筋肉:大胸筋・三角筋・上腕三頭筋・前腕伸筋群

 

上半身の引く筋肉:広背筋・僧帽筋・上腕二頭筋・前腕屈筋群

 

下半身の筋肉:臀筋群・大腿四頭筋・ハムストリングス・内転筋群・下腿三頭筋

 

体幹の筋肉:脊柱起立筋・腹筋群・腸腰筋群

 

※一般的に脊柱起立筋は上半身の引く筋肉と一緒に、腹筋群は上半身の押す筋肉と一緒に、腸腰筋群は下半身の筋肉と一緒にトレーニングします。

 

なお、筋肉部位の名称(読み方)および働き(作用)などのさらに詳しい情報は下記リンク先の「主な筋肉の一覧図鑑」をご参照ください。

 

主な筋肉の名前と働き(名称と作用)および部位別の筋力トレーニング種目

 

ダイエット筋トレの実施目的と負荷回数設定の関係

 

ダイエット目的で筋力トレーニングを実施するにあたり大切なことは、その実施目的に対して適切な負荷回数設定でトレーニングを行うことです。筋トレの対象となる骨格筋には主に3種類の筋繊維があり、それぞれに特性は異なります。その筋繊維特性と対応する負荷回数設定は次の通りです。

 

筋繊維タイプ2b

短時間に非常に強い収縮をする「筋繊維タイプ2b」は、筋肥大しやすい特性を持っており、ダイエット筋トレでは刺激を避けたい筋繊維です。この筋繊維は8~10回前後の反復動作で限界がくる負荷設定で反応しますので、このような高負荷設定は避けます。

 

筋繊維タイプ2a

30秒~1分ほどの時間に比較的強い収縮をする「筋繊維タイプ2a」は適度に筋肥大する特性を持っており、部分的に身体をボリュームアップさせるボディメイク筋トレの対象となる筋繊維です。この筋繊維は12~15回前後の反復動作で限界がくる負荷設定で反応するため、部分ボリュームアップは中負荷設定で行います。

 

筋繊維タイプ1

長時間持久的な収縮をする「筋繊維タイプ1」は、ほぼ筋肥大せずに緊密度が向上する特性を持っており、ダイエットトレーニングでのメインターゲットになる筋繊維です。この筋繊維は20回以上の反復動作で限界がくる低負荷設定で筋力トレーニングを行った時に反応します。

 

上腕二頭筋のチューブトレーニング

チューブカール

 

 

上腕二頭筋のダンベルトレーニング

ダンベルカール

 

上腕二頭筋のマシントレーニング

マシンカール

 

ケーブルカール

上腕二頭筋のバーベルトレーニング

バーベルカール


各種カールのやり方

各種カールを実際に行う時に気をつけるべき動作ポイントは、「脇を閉めて肘を十分に固定して(前後させず)動作を行うこと」で、肘が動いてしまうと負荷が上腕二頭筋でなく背筋群に逸れてしまうので注意してください。なお、手の平が上を向く握り方(ノーマルグリップ)で行うと上腕二頭筋短頭に、親指が上を向く握り方(ハンマーグリップ)で行うと上腕二頭筋長頭に、手の平が下を向く握り方(リバースグリップ)で行うと前腕筋群に負荷が集中します。

 

女性向き筋トレメニュー

女性のための筋肉部位別筋トレメニュー(自宅・ジム)|胸・背中・肩・腕・腹・下半身の鍛え方

 

女性におすすめの筋トレグッズ

手首をサポートするリストラップ

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