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2024/05/01 19:40



バーベルカールの握る位置=グリップ幅によって、効果のある上腕二頭筋部位がどのように変化するか解説します。

広く握ると短頭に、狭く握ると長頭に効く



上腕二頭筋は二つの部位に分けられ、それは長頭(図中・赤)と短頭(図中・緑)です。

上図の矢印は、それぞれの収縮方向を大まかに矢印で示したものですが、長頭はやや内から外に肘を曲げる方向に収縮し、短頭はやや外側から内側に肘を曲げる方向に収縮します。

つまり、バーベルを広い手幅のグリッピング(外握り)すると、上腕二頭筋はやや外から内に収縮し、この場合の主働筋は上腕二頭筋短頭です。

逆に、バーベルを狭い手幅のグリッピング(内握り)すると、上腕二頭筋はやや内から外に収縮し、この場合の主働筋は上腕二頭筋長頭です。

以上のことから、バーベルカールの手幅と効く部位の関係をまとめると以下のようになります。

広い手幅=上腕二頭筋短頭

狭い手幅=上腕二頭筋長頭

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