2024/04/08 15:59

トレーニングベンチ無しで、床で行うダンベルプレスのバリエーションである「ダンベルフロアプレス」のメリットとおすすめのやり方(ワンハンド)について解説します。
ダンベルフロアプレスのメリット・デメリット
ダンベルフロアプレスは床の上に仰向けになっておこないますが、このため体幹がグラつかず、通常のダンベルプレスよりも重い重量(高負荷)で実施できるのがメリットです。
反面、以下のようなデメリットもあります。
①床にベタ寝してしまうと肩甲骨を寄せられず、肩や腕(三角筋や上腕三頭筋)にばかり効いてしまう。
これは、しっかりと肩甲骨を寄せる意識をすることである程度軽減できます。
②可動域が狭くなる
ダンベルトレーニングのメリット自体が「バーベルよりも広い可動域がとれる」ことですから、その観点ではダンベルプレスの良さが失われてしまいます。
ただし、次の項目で述べるように、ワンハンドで行うことで「安定するというメリット」のほうが上回るようになります。
ワンハンドプレスなら可動域が広がる
画像はベンチの上で行っているものですが、このようなワンハンドダンベルプレスを床の上でやる、つまりワンハンドフロアダンベルプレスであれば、最大のデメリットである「可動域の狭さ」を補うことが可能です。
つまり、体幹をプレス動作に合わせて捻ることで、可動域を大きく広げることができるようになります。