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2024/03/29 07:18


反動を使うことでセルフ補助をするチーティング法筋トレの具体的なやり方を解説するとともに、そのメリット・デメリットや向かない種目についてもご紹介します。

チーティング法とは

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チーティング法とは、本来のストリクトな動作では反復挙上限界をむかえた後、自身で反動を使って補助し、さらに数レップを追加で行う筋トレセット法です。

本来の反復限界を超えて挙上を続けることで、爆発的な刺激が筋肉に入り、結果として強い筋肥大やプラトー(筋トレ停滞期)からの脱却などに効果があります。

チーティング法に向かない部位・種目

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基本的に、チーティング法を大筋群(大胸筋・広背筋・大腿四頭筋など)に実施することはおすすめしません。大筋群を動かすためには、必ず周辺の小筋群(三角筋・上腕三頭筋・上腕二頭筋など)も連動しするので、大筋群へのチート動作は小筋群にとっては過剰負荷になるからです。

具体的には、筋トレBIG3に代表されるような、ベンチプレス・デッドリフト・スクワットでチーティング法はやるべきではないし、むしろかなり危険です。

チーティング法が最適なのは上腕二頭筋



チーティング法が有効なのは、上腕二頭筋のような小筋群への追い込みです。

そして、チーティングを使って挙上した後は、ゆっくりとコントロールしながら元に戻り、この時にネガティブ動作で筋肉に効かせていきます。

チーティング法だけではダメ



筋肥大に効果的で一人でできるというメリットを持つチーティング法ですが、そればかりやっていると「反動ありき」でどんどん重量を上げていき、ウエイトを振り回しているだけでちっとも効いていないトレーニングに陥りがちというデメリットがあります。

ですので、あくまでもチーティングは最後の数レップのみで、基本はストリクトトレーニングであることを常に忘れないようしないといけません。

また、時には全くチーティングを排除した完全ストリクト法でセットを組み立てることも重要です。

腕のストリクト筋トレのマストアイテム



腕のストリクトトレーニングに欠かせないのが、アームブラスター・アームプレートなどと呼ばれる、こちらのような固定補助器具です。

筋トレセット法の一覧



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