2024/03/20 11:21
僧帽筋(musculus trapezius)の構造と作用および起始停止・支配神経を解説するとともに、具体的な動作における働きについても解説します。
僧帽筋の構造
上部筋繊維・中部筋繊維・下部筋繊維に部位分けされます。
僧帽筋の作用
上部筋繊維
肩甲骨を持ち上げる
中部筋繊維
肩甲骨を内側に引き寄せる
下部筋繊維
肩甲骨を引き下げる
僧帽筋の起始停止
起始
外後頭隆起から第7~第12胸椎の棘突起
停止
肩峰および肩甲骨の肩甲棘
僧帽筋の支配神経
副神経外枝・頚神経叢筋枝
僧帽筋の具体的な働き
肩甲骨を上方・内側・下方それぞれに引き寄せる動作において働きます。
主な筋肉の名称・作用と部位別筋トレ種目
主な筋肉の名称と作用、それぞれの部位別の筋トレ種目(自重・チューブ・ダンベル・マシン・バーベル)については下記のページをご参照ください。
腕の筋肉の名称・作用と部位別筋トレ種目
腕とその周辺の筋肉の名称と作用、それぞれの構造・起始停止については下記のページをご参照ください。