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2024/06/18 16:13


筋トレ後のバルクアップ食事メニューとしても有効なチーズ牛丼の3社比較(すき家・吉野家・松屋)とそれぞれのカロリーと栄養成分量(タンパク質・脂質・炭水化物)の数値をご紹介するとともに、筋力トレーニングにおける各栄養素の働きついても解説します。

食品のカロリーと栄養成分量(タンパク質・脂質・炭水化物)の数値をご紹介するとともに、筋力トレーニングにおける各栄養素の働きついても解説します。

 

カロリーと三大栄養素について

食品は主に三大栄養素と呼ばれる成分から構成されていますが、それはタンパク質・脂質・炭水化物(食物繊維+糖質)の3種類です。これら3種類の栄養素はそれぞれ固有のカロリーを持っており、タンパク質(1gあたり4kcal)・脂質(1gあたり9kcal)・糖質(1gあたり4kcal)です。

 

タンパク質は筋肉を構成する主成分で、特に筋トレをしている場合は最優先で摂取すべき栄養素です。脂質は持久的な運動のエネルギー源として効率的で、ハードなトレーニング前に摂取すると有効です。炭水化物(糖質)は即効的なエネルギー源としてトレーニング前やトレーニング中の摂取に向くとともにタンパク質の合成カロリーとして効率的です。

 

本食品のカロリーと栄養素

とろ〜り3種のチーズ牛丼(すき家)



すき家とろ〜り3種のチーズ牛丼(並盛)1食あたりのカロリーと栄養成分は以下の通りです。

 

エネルギー:911kcal
タンパク質:34.3g
脂質:38.4g
炭水化物:107.7g

 

チーズ牛めし(松屋)



松屋チーズ牛めし(並盛)1食あたりのカロリーと栄養成分は以下の通りです。

 

エネルギー:901kcal
タンパク質:28.4g
脂質:44.1g
炭水化物:93.2g

 

チーズ牛丼(吉野家)



吉野家公式の栄養成分表には、チーズ牛丼の数値がまだ記載されていないため、以下のような計算で推測値を算出しました。

 

①栄養成分表に記載のある「チーズスパイシーカレー」から「スパイシーカレー」の数値を引く=トッピングチーズの推測値が算出される。

 

②栄養成分表にある「牛丼」に①で算出したトッピングチーズの数値を加える。

 

チーズスパイシーカレー(並盛)の栄養成分

エネルギー592kcal・タンパク質15.9g・脂質15.6g・炭水化物100.0g

 

スパイシーカレー(並盛)の栄養成分

エネルギー489kcal・タンパク質8.6g・脂質7.7g・炭水化物99.4g

 

トッピングチーズの栄養成分(推測値)

エネルギー103ckal・タンパク質7.3g・脂質7.9g・炭水化物0.6g

 

牛丼(並盛)の栄養成分

エネルギー633kcal・タンパク質19.6g・脂質23.6g・炭水化物88.2g

 

算出された数値

吉野家チーズ牛丼(並盛)1食あたりのカロリーと栄養成分は以下の通りです。

 

エネルギー:736kcal
タンパク質:26.9g
脂質:31.5g
炭水化物:88.8g

 

3社のチーズ牛丼の比較考察

タンパク質量は多い順に、すき家>松屋>吉野家となります。

 

脂質は多い順に、松屋>すき家>吉野家となります。

 

総カロリーは多い順に、すき家>松屋>吉野家となります。

 

以上のことから、高タンパク質高カロリーが望ましいバルクアップ筋トレ後の食事としては、すき家のチーズ牛丼が適切であり、カロリーを気にする場合は吉野家のチーズ牛丼が適切となります。

 

ただし、数値の差異は3社ともそれほど大きくないので、結局は好みで選んで問題ないでしょう。

 

本食品と筋トレの関係

チーズ牛丼は高タンパク質でカロリー成分も十二分に含まれるため、特にバルクアップ筋トレ後の食事メニューとして優れています。栄養成分の比率として、ややタンパク質不足ですので、特盛系メニューにしてタンパク質を多めに摂取すると良いでしょう。

 

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