2024/05/22 05:19
ファストフード各種のカロリーと栄養成分量(タンパク質・脂質・炭水化物)の数値をご紹介するとともに、筋力トレーニングにおける各栄養素の働きついても解説します。
ファストフード(fast food)とはその名の通り、注文から提供までが早い軽食の総称で、アメリカ文化圏ではハンバーガー・フライドポテト・フライドチキン・アメリカンドッグ・ホットドッグ・チキンナゲットなど、ヨーロッパ文化圏ではフィッシュアンドチップス・ケバブ・ピザなどがそれにあたります。
また、日本独自のファストフードとしてはチェーン店の牛丼や豚丼、立ち食い蕎麦やうどんなどが代表的です。
カロリーと三大栄養素について
食品は主に三大栄養素と呼ばれる成分から構成されていますが、それはタンパク質・脂質・炭水化物(食物繊維+糖質)の3種類です。これら3種類の栄養素はそれぞれ固有のカロリーを持っており、タンパク質(1gあたり4kcal)・脂質(1gあたり9kcal)・糖質(1gあたり4kcal)です。
タンパク質は筋肉を構成する主成分で、特に筋トレをしている場合は最優先で摂取すべき栄養素です。脂質は持久的な運動のエネルギー源として効率的で、ハードなトレーニング前に摂取すると有効です。炭水化物(糖質)は即効的なエネルギー源としてトレーニング前やトレーニング中の摂取に向くとともにタンパク質の合成カロリーとして効率的です。
ファストフード各種のカロリーと栄養素
アメリカンドッグ1本100gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
かけうどん一食(400g)あたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
牛丼(並盛)400gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
ケバブ1食200gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
蕎麦(そば)1食300gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
チキンナゲット5個100gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
肉まん1個100gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
ハッシュポテト1個100gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
ハンバーガー1個200gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
エネルギー:386kcal
タンパク質:19.04g (76.16kcal)
脂質:17.46g (157.14kcal)
炭水化物:36.34g (145.36kcal)
ピザ1枚500gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
フィッシュアンドチップス1人前350gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
フライドチキン1個150gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
フライドポテト100gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
ホットドッグ1個160gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
ファストフードと筋トレの関係
ファストフードには2つのパターンがあり、それは、①タンパク質と脂質・炭水化物の組み合わせ食品、②脂質と炭水化物の組み合わせ食品です。
①の代表例がハンバーガーや牛丼で、タンパク質を多く含み筋肉合成に必要なカロリーも十二分に含んでいるため筋トレ後の食事として活用できます。
②の代表例がフライドポテトやかけうどんなどで、純度が高いカロリー食品のため筋トレ前の運動エネルギー補給に適しています。
ファストフード共通の特徴として、①脂質が多い、②野菜が少ない、という2大デメリットがありますので、カロリー計算を十分にして食べ過ぎにならないように気をつける必要があります。また、野菜(食物繊維)の摂取不足は胃腸の不調につながりますので、野菜サラダを一緒に食べる・他の食事で野菜を多めに食べる、といった工夫が大切です。
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