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2024/05/09 05:18



スミスマシンアップライトローによって鍛えられる筋肉部位(名称)と、本種目の女性ボディメイク&ダイエット向きの筋力トレーニング実施方法について解説するとともに、実施時の注意点・ポイントをご紹介します。

 

本種目によって鍛えられる筋肉の部位

本種目は主に肩を鍛えることができます。

 

本種目の実施方法と動作ポイント

スミスマシンアップライトローを実際に行う時に気をつけるべき動作ポイントは、「グリップよりも肘を先行させて(高く上げて)動作を行うこと」で、これにより負荷が背中に逸れてしまうことを防げます。また、本種目は高重量には向いておらず、軽めの負荷設定でじっくりと動作して効かせることが大切です。肘を前方に出し気味にすると三角筋前部に、やや後方に引き気味にすると三角筋後部に負荷が多くかかります。なお、スミスマシンのトレーニング種目全般に共通の注意点として、スミスマシンは軌道が固定されている(軌道が一直線)という特性上、関節や靭帯に負担となる軌道にならないよう、「事前にシャフトのみで軌道の確認動作を実施すること」が重要です。

 

スミスマシンアップライトロウのやり方の手順

①シャフトをグリップして構える


②肘を先行させ、肩甲骨を寄せないように気をつけてシャフトを引き上げる


③ゆっくりと効かせながら元の体勢に戻る


ダイエット筋トレの実施目的と負荷回数設定の関係

 

ダイエット目的で筋力トレーニングを実施するにあたり大切なことは、その実施目的に対して適切な負荷回数設定でトレーニングを行うことです。筋トレの対象となる骨格筋には主に3種類の筋繊維があり、それぞれに特性は異なります。その筋繊維特性と対応する負荷回数設定は次の通りです。

 

筋繊維タイプ2b

短時間に非常に強い収縮をする「筋繊維タイプ2b」は、筋肥大しやすい特性を持っており、ダイエット筋トレでは刺激を避けたい筋繊維です。この筋繊維は8~10回前後の反復動作で限界がくる負荷設定で反応しますので、このような高負荷設定は避けます。

 

筋繊維タイプ2a

30秒~1分ほどの時間に比較的強い収縮をする「筋繊維タイプ2a」は適度に筋肥大する特性を持っており、部分的に身体をボリュームアップさせるボディメイク筋トレの対象となる筋繊維です。この筋繊維は12~15回前後の反復動作で限界がくる負荷設定で反応するため、部分ボリュームアップは中負荷設定で行います。

 

筋繊維タイプ1

長時間持久的な収縮をする「筋繊維タイプ1」は、ほぼ筋肥大せずに緊密度が向上する特性を持っており、ダイエットトレーニングでのメインターゲットになる筋繊維です。この筋繊維は20回以上の反復動作で限界がくる低負荷設定で筋力トレーニングを行った時に反応します。

 

女性向き筋トレメニュー

女性のための筋肉部位別筋トレメニュー(自宅・ジム)|胸・背中・肩・腕・腹・下半身の鍛え方

 

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