2025/12/05 08:59
フックバックル(クイックリリース)ベルトとは
フックバックルベルトは、バックルの開閉だけでワンタッチで締め外しができるタイプのパワーベルトです。レバー式のように固定穴が一つに決まらず、爪を掛ける穴を変えるだけで締め具合を調整できるため、その日の体調・腹部の張り・服装の違いなどに柔軟に対応できます。
※レバーアクションタイプも調整できますが、穴を変える際はビスを外して付け替える必要があり、セット中の微調整には向きません。
フックバックルベルトの構造と特徴

バックルを倒すだけでロックされる構造になっており、ベルトの複数の穴のうち任意の位置に爪を掛けて締め付け強度を調整します。
レバーアクションのようにバックル位置をビスで固定しておく必要がなく、誰でも直感的に扱えるのが最大の特徴です。
レバーアクションベルトとの違い

レバーアクションベルトは、強固な固定力を長時間維持できる構造のため、最大重量の挙上に適した方式です。
一方で、穴位置が固定されるため、腹囲の変化(アップ時・高重量セット・食前食後・服装)に対応しづらい弱点があります。
フックバックルベルトはこの点に強く、体型変化があるユーザーや女性トレーニーにも扱いやすい方式です。
フックバックルベルトのメリット
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ワンタッチで締め外しができる
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セット間の一時開放が非常にスムーズ
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穴位置で細かい締め具合の調整ができる
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アップ・本セットで締め具合を変えるなど柔軟性が高い
特に、トレーニング中の微調整が多い人には非常に相性が良い方式です。
フックバックルベルトのデメリット
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レバー式に慣れている上級者は、やや締め付け強度が弱く感じる場合がある
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高重量の初動で、革が馴染むまではわずかな“遊び”を感じることがある
ただし、革が身体に馴染んでくるとこれらの違和感は解消されていきます。
向いているユーザー
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強烈な締め付けが苦手なユーザー
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食後・アップ後で腹囲変動が起きやすい人
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女性トレーニー
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ベルトの扱いに慣れていない初心者〜中級者
なお、最大重量を扱う上級者はほぼレバーアクション一択になります。
本記事のポイントまとめ
締め具合は穴位置で調整
その人の腹囲と目的に合わせて、爪を掛ける穴を変えることで微調整できます。
腹圧設定がしやすい
体調・服装の変化に強く、トレーニング中でも簡単に締め直せます。
レバー式との使い分けが可能
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マックス測定 → レバーアクション
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セット中の調整が多いトレーニング → フックバックル
初心者〜中級者が最も扱いやすい
直感的で操作が簡単なため、失敗しにくい方式です。
レバーアクションの弱点を克服した当社独自モデル

当社が独自開発した「アジャスタブルレバーアクションベルト」は、レバー式でありながら細かな微調整が可能な新構造です。
フックバックルより細かい調整が可能で、最大固定力と微調整性能を兼ね備えています。
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レバー式・バックル式・フックバックル式の構造をさらに専門的に解説した記事です。

