2024/03/24 04:40
腕相撲で巻き込みと呼ばれる技について、アームレスリング元日本代表選手アジアメダリストの筆者が解説します。
なお、腕相撲での巻き込みはアームレスリングでは「フック(噛み手)」と呼ばれています。
フック(噛み手)の特徴
この写真は、アームレスリングの試合で、典型的なフックが決まったものです。
フックの特徴を簡単に表現すると以下のようになります。
「手首を巻きつけ相手の拳を下敷きにする技」
実際のやり方をもう少し詳しく解説します。
フック(噛み手)のやり方(動作軌道)
「フックの動作軌道」は、以下の3つの動作を円運動で行います。
①手首を巻きつける
②手前に引きつける
③横方向に押し倒す
イメージとしては、初動で手首を巻きつけながら、勢いよく手首をぶつけると同時に相手の拳を下敷きにするイメージです。
そして、まるで雑巾を絞るように手前下方に引き落としてから、横方向に相手の拳を押しつぶします。
フック(噛み手)の実際の動画
向かって右側の選手に注目してください。典型的なフックを見事に決めています。